カウンセリングを行い、患者様のお悩みやお困りごとを詳しくおうかがいし、口腔内の状態を確認します。そのうえで、どの入れ歯を選択するのが良いか患者様と相談し、最適な入れ歯を選択します。

入れ歯の種類が決まったら、印象採得（歯型取り）を行います。基本的に既存トレーを使って歯型を採りますが、入れ歯の種類によってはオーダーメイドのトレー（個人トレー）を使用するケースもあります。

患者様の歯型を基に、石膏模型を作製して口腔内を再現します。
精密に再現できるように、丁寧に作製いたします。

専用のロウを使って、歯茎部分を再現します。

④にて再現した歯茎部分の模型を基に、噛み合わせを確認・調整します。
上下左右の噛み合わせを確認して、適切な位置関係などを調整します。

入れ歯用に作製された人工歯を、患者様の口腔内の状態に合わせて、欠損部分に配列します。

歯茎の部分を細部まで細かく調整し、再現します。

仮の入れ歯を装着していただき、再度、噛み合わせを確認します。
人工歯の大きさ、歯並び、噛み合わせなどに問題がないか詳細にチェックします。

主にロウで作製されている部分を、入れ歯用の材料（歯科用プラスチックなど）に置き換えます。

入れ歯の表面をきれいに磨き上げます。

完成した入れ歯を装着していただき、最終的な噛み合わせをチェックします。

噛み合わせ等に問題なければ、完成となります。

作製した入れ歯を良好な状態で使用し続けるために、定期メンテナンスを行います。
噛みづらい・痛い・ぐらつく・外れるなどの不具合がある場合は、適宜、調整を行います。